にっくきキュウリ

きゅうりが嫌いである
どこが嫌いかといえば
もうとにかく全てである味はもちろんニオイも
だめだ
そばで人が食しているのが我慢ならない
その息を吹きかけられたら気絶するかもしれない既に物心ついた時から
だめだった
保育園の先生にきゅうりののった皿をもって追い掛けられた事を覚えている。
ついでに言えば似たような味がするスイカやメロンも食べられない
キタナイはなし無理やり口に入れたらもどしてしまう級である
そんな私が今日ナンジュウネンぶりにきゅうりをさわった
友達の家で料理を手伝ういきがかり上だったのだが
久しぶりに触れるきゅうりは相変わらず反抗的で私達はこれから先もずっと友好関係を結ぶことはないのだろうなと痛感した
本とにアイツは嫌なヤツだ
手がまだくさいよ