己で己の生を断つこと

めずらしく憤りをかんじたことがあったのでかくことにする。
少し迷ったのだが。
この間いろんな人のブログをのぞいていたら
死にたいといっぱいかいてある女の子の日記が目にとまった。
歳は19歳 大学生。なかなか可愛い容姿をしているようだ。
横に洗面器一杯の血(?)と血だらけ(?)の腕の写真があった。
この血(?)が本物かどうかはわからない。
だけど日記を読んでいる限りではあまり悲痛なものは伝わってこない。
彼女はいわゆるリストカッターだろうと思う。
リストカッターは他人の反応を一番気にする。
彼女もそのクチだろう。


だけどさ、死をおもちゃにしたらだめだよ。

ほんとに死んだ人はさ、美しい安らかな寝顔になるまでどれだけつらく苦しいおもいをしてきたんだと思う?

その後にあの静かな死があるんだよ。ほんとは美しくもなんともないんだよ。
悲しくてつらくて苦しくて。痛くて。
ましてや自分で命を断った人の姿はみられたものじゃない。
残された人の姿も。

自殺はいけないなんて一般論をいうつもりはない。
ただ、自殺をする時っていうのは
住む所もなくて食べる物もなくて働きたくても仕事がなくて
もちろんお風呂にもはいれなくて
もうぼろ雑巾のようになってしまった時だけだよ。
いじめられたって逃げることはできる。
親が元気なうちはいくらでも方法はある。
大人に比べたらいくらでも選択肢はあるし、やりなおせる。

それでも死にたかったら 死にたいと思ったら
ほんとにそれでいいのか自分に何度も問いかけることだ。
絶対後悔はしないのか。


自分が大事だったら 自分を壊す物や 苦しめるものから逃げてもいいと思う。
立ち向かうだけが勇気じゃない。正解じゃない。

私だって今生きていてやっぱりよかったと思うもん。
逃げた自分を弱虫だとも卑怯者だとも思わない。

とにかくあんな日記は存在してほしくない。
しかし彼女の顛末が気になるのでほんとにヤッてしまうのか
たまにみてみることにする。