15歳の想い

ブログをはじめてかれこれ6日になる。
書いてみてわかったのだが
むずかしいな。
自分で文章を作ってみると
語尾がほんとに気になる。
文章の区切りとか
はなしのもっていきかたとか。
ふだんわりとシビアに他人様の
しかもプロの
文章を読んでいるのだが
おそれいりました。

早くもくじけそうになるが、
継続は力なり というありがたい
お言葉もあるのでがんばろう。


そんな私が最近ガツンとやられた本がある。
最初の出だしからやられた。
涙がドンドンでてくる。
言葉がものすごくストレートで
変にひねくれていない。
理屈っぽくない。
心の中の言葉をそのまま
だしているというかんじ。
設定も細かくつくりすぎていない。
なのにはなしに深みがあって
読後の満足感がある。

少ない言葉でなにかを伝えられる人って
すごいと思う。
言葉って重ねれば重ねるほど
いいたい事がぼやけてきて
でも多くの人は
たくさん言葉を使わないと
自分の心がつたえられない。
そう思い込んでる。

こんなにシンプルなのに
ぐいぐい心の中にはいってくる小説って
なかなかない。
これから彼女が自分のスタイルをくずさず
余計な垢もつけず
さらに卓越した文章を書くようになれば
すごい作家になると思う。
ただ悲しいかな人は
経験することによって成長もするが
同時に不必要なものもかかかえこんでしまう。
作品が大人になるということは
そういうことも含む。

あなたへ
あなたへ
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河崎 愛美
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